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中国人アーティストが仮想不動産NFT発表、アリババのタオバオで

アリババ(Alibaba)が開催する中国有数のクリエイター展覧「タオバオ・メーカー・フェスティバル(Taobao Maker Festival)」で、中国人アーティストのヘーシャン・フアン(Heshan Huang)氏が、数百のNFT化した仮想不動産コレクションを発表したことをBLOCKCASTが7月18日に報じた。このNFTは仮想空間「Bu Tu Garden Community」上に建てられる一戸建てのヴィラなど、仮想の建物が表現されている。

中国規制当局、北京市内暗号資産関連事業者に警告

中国の中央銀行である中国人民銀行(PBoC)の経営管理部と北京市地方金融監督管理局が共同で、北京市内で暗号資産(仮想通貨)関連事業を運営する事業者に対し、7月6日警告を行った。なおPBoCの経営管理局は、同国の首都である北京市の金融​​政策の管理と財政の安定の確保を事実上担当する部門である。

デジタル人民元、成都と雄安で環境配慮の試験運用を開始

中国が成都と雄安で合計約2億5,700万円(1,500万元)のデジタル人民元の新たな試験運用を開始したと7月2日にLedgerinsightsが報じた。この試験運用はデジタル人民元のさらなる普及を促進すると同時に、グリーン・トラベルを促進することも重点に置いているとのことだ。グリーン・トラベルとは、環境に配慮した旅行スタイルのことだ。 ・成都は現在、地下鉄、バス、自転車などの公共交通機関全体でデジタル人民元を提供する国内初の都市となっている。成都はデジタル人民元の試験運用によって、環境に配慮した旅行が奨励され、エネルギーの節約や二酸化炭素の排出量の削減につながることを期待しているようだ。またデジタル人民元の長期的な使用を維持するために、中国はインセンティブに基づくアプローチを進めており、デジタル人民元ユーザーのグリーン・トラベルランキングを毎日発表しているとのことだ。そして上位2万人のユーザーには、デジタルウォレットに追加の公共交通機関の乗車クーポンが付与されることになっているようだ。 ・雄安でのデジタル人民元の試験運用は健康をテーマとしている。市民が歩数計算のポイントに応じて、デジタル人民元と交換できる仕様になっているようだ。 ・成都で開催される試験運用は、7月3日から5日の2日間、クーポン付きの10万元のデジタル人民元公共交通パッケージを獲得する機会が与えられる。当選した市民は、クーポンをデジタル人民元のウォレットに保管し、スマホアプリでチケットに交換することができるようだ。一方、雄安では指定された小売店でデジタル人民元を利用することができる。

フォビグローバル、中国で暗号資産デリバティブ取引を禁止に

大手暗号資産(仮想通貨)取引所フォビグローバル(Huobi Global)が6月26日にユーザー利用規約を更新。同取引所が提供する暗号資産デリバティブ取引の利用禁止対象国に中国本土を追加した。これにより中国本土に居住するユーザーはデリバティブ取引が利用できなくなる。しかし現物取引については今までと同じく可能となっている。

中国人民銀行、金融機関での暗号資産取引を全面禁止の意向

中国の中央銀行である中国人民銀行が、企業の暗号資産(仮想通貨)関連サービスの提供を禁止する旨を示した文書を6月21日に公表した。この文書は中国人民銀行の関連部門が、中国農業銀行、中国建設銀行、郵政省およびアリペイ・ネットワーク・テクノロジーなどに暗号資産取引の現状に関して調査した結果、公表されたものだ。

アリババのアントチェーンが欧州サッカー連盟と協定締結、ブロックチェーントロフィーも

中国アリババ系フィンテック企業アント・グループ傘下のブロックチェーンである企業アントチェーン(AntChain)は、欧州サッカー連盟(UEFA)と5年間の協定を締結し、正式にUEFA欧州選手権2020のグローバルブロックチェーンパートナーになることを6月10日発表した

マイニングの禁止について、中国内モンゴル自治区が禁止措置を提案

中国内モンゴル自治区開発改革委員会は、2月25日に同自治区内での暗号資産(仮想通貨)のマイニング事業を全て4月末までに終了させ、新規のプロジェクトも禁止すると発表した。その方針に沿って、内モンゴル自治区開発改革委員会は禁止措置の提案について「マイニングの取り締まりと罰則に関する内モンゴル自治区の開発改革委員会の8つの措置(意見を求めるドラフト)」を5月25日に公開した

中国の招銀国際金融(CMBI)とネルボス、約54億円のブロックチェーンファンドをローンチ

中国招商銀行の完全子会社である招商国際金融(CMB International)とブロックチェーン企業であるネルボス(Nervos)が、新たに5000万ドル(約54億円)規模ブロックチェーンファンド「InNervation(インナベイション)」を共同立ち上げることを発表した。

EYが独自のブロックチェーンソリューションを中国へ本格展開

グローバルコンサルティング大手のEYが中国政府主導のブロックチェーンサービスネットワーク(BSN)と提携し、EYが開発するイーサリアムベースのソリューション「EY Ops Chain」とブロックチェーン分析ソリューション「EY Blockchain Analyzer」を、中国およびアジア太平洋地域に展開していくことを2月5日に発表した。