ビットマイニング、中国からカザフスタンに一部マイニングマシン移転

ビットマイニング、中国のマシンをカザフスタンに移転

ニューヨーク証券取引所上場のマイニング企業ビットマイニング(BIT Mining Limited)が中国四川省にて運用していたマイニングマシンをカザフスタンへ一部移転したことを6月21日発表した。

今回のカザフスタンへのマシン移転は第1弾とのことで、理論上の最大トータルハッシュレート値18.2PH/sとなる320台がその対象となったという。今後は7月1日までに2,600台を移転するとのことで、最大総ハッシュレート値は102.3PH/sとなるとのことだ。

また今後数四半期の間に、残りのマイニングマシンをカザフスタン以外の国のデータセンターにも出荷を予定しているとのこと。

リリースによるとビットマイニングの中国子会社が四川省の国営電力会社より、北京時間2021年6月19日午後9時をもって電力供給停止の通知をうけ業務を停止していたとのこと。四川省はビットマイニングを含む26のマイニング企業へ同様の通知を行っている。

なおビットマイニングによると四川省の2021年5月の1ヶ月間の売上は同社の総売上高の3%であると述べている。

関連ニュース

中国四川省が省内でのマイニング事業の中止を通告か 

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LongQuattro・Samuil_Levich

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道