トランプが「ビットコインカンファレンス2024」で資金調達イベント実施か、1名参加費は約1.3億円=報道

トランプがビットコインカンファレンスで資金調達イベント実施か

前米大統領で現共和党大統領候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、ヘッドライナーとして参加予定のビットコインカンファレンスにて政治資金の調達を行うようだ。ブルームバーグが、独自で入手した調達イベントの招待状をもとに7月19日に報じた。

なおトランプ氏は、7月25日から27日にテネシー州ナッシュビルで開催される「Bitcoin 2024」にて、27日に演説をする予定となっている。同氏は2024年米大統領選において、暗号資産(仮想通貨)への強力な支持を表明。6月にサンフランシスコで行われた資金調達イベントで暗号資産の擁護者を自称し、同分野を規制しようとする民主党の試みを激しく非難した他、ビットコインマイナーを支持する姿勢を見せている。

報道によるとトランプ氏は同カンファレンスで演説する27日に、非公開の資金調達イベントを実施するという。暗号資産業界の支持者を招待しているとのことで、参加費は84万4600ドル(約1億3,317万円)。100から150名に招待状が出されているという。

参加者にはトランプ氏との写真撮影の機会もあるとのこと。撮影には参加費とは別に個人で6万ドル、カップルでは10万ドルの寄付を募るとのこと。

また同イベントには、副大統領候補であるJ.D.バンス(J.D. Vance)上院議員、共和党予備選のトランプ氏の対立候補だったビベック・ラマスワミ(Vivek Ramaswamy)氏、テネシー州選出のビル・ハガティ(Bill Hagerty)上院議員、ハワイ州選出のトゥルシ・ガバード(Tulsi Gabbard)下院議員もこの資金調達のイベントに出席するとのことだ。

関連ニュース

参考:ブルームバーグ
image:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した