髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

変革期の暗号資産業界でリップル幹部が語る、日本・APAC戦略、DeFi、そして未来の金融ビジョン(Fiona Murray/ Markus Infanger)

あたらしい経済編集部は、リップル社APAC担当バイス・プレジデント兼最高責任者のフィオナ・マレイ(Fiona Murray)氏と、RippleXのシニア・バイス・プレジデント、マーカス・インファンガー(Markus Infanger)氏にインタビューを実施。両氏 XRP Ledgerの日本戦略、注目する次なるユースケース、そして米国の暗号資産政策の転換がアジアに与える影響などについて語っていただいた。

オーストラリア、トークン化資産実証を本格始動。ユースケース検証へ

オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investments Commission:ASIC)は、同国の中央銀行であるオーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia:RBA)およびデジタル金融共同研究センター(Digital Finance Cooperative Research Centre:DFCRC)と共同で進める「プロジェクト・アカシア(Project Acacia)」において、選定された14社に対し、条件付きで規制緩和を認めると7月10日に発表した

Ondo FinanceとPantera Capital、RWA分野に361億円規模の戦略投資

機関投資家向けのDeFi(分散型金融)プロトコル「オンドファイナンス(Ondo Finance)」と、暗号資産(仮想通貨)特化の資産運用会社「パンテラキャピタル(Pantera Capital)」が、現実資産(Real World Assets:RWA)関連プロジェクトに約2.5億ドル(約361億円)を投資する計画であると、米メデイアのアクシオス(Axios)が7月3日に報じた

JPモルガンのKinexysとS&P、炭素市場でブロックチェーン実証へ

米銀行大手J.P.モルガン・チェース(JPMorgan Chase)のブロックチェーン部門「Kinexys(キネクシス) ※旧Onyx」が、S&Pグローバル・コモディティ・インサイツ(S&P Global Commodity Insights)と提携し、炭素市場におけるアセット記録や決済のためのブロックチェーン利用の有用性を検証していると7月2日発表した

ユーロ建てステーブルコイン「EURAU」、ドイツ初のBaFin認可でローンチ

資産運用会社のDWS、マーケットメイカーのフロートレーダーズ(Flow Traders)、デジタル資産企業のギャラクシー(Galaxy)の3社によるジョイントベンチャー「オールユニティ(AllUnity)」が、ドイツの金融監督当局バフィン(BaFin)から電子マネー機関(EMI)ライセンスを7月1日付で取得したと、翌2日に発表した