ハッシュキーDXがIOSTのノードパートナーに参加、企業向けWeb3サービス開発支援で協力も

ハッシュキーDXがIOSTのノードパートナーに参加

国内でブロックチェーンに関するシステム提供やコンサルティングを行うハッシュキーDX(HashKey DX)が、IOSTブロックチェーンエコシステムのノードパートナーに参加する。IOSTが9月19日発表した。

IOSTエコシステムのノードパートナーには、バイナンスステーキング(Binance Staking)、フォビウォレット(Huobi Wallet)、ムーンステーク(Moonstake)などのステーキングプロバイダーが参加しているという。また日本の暗号資産交換業者や日本人チームによるIOSTノードらも投票量ではトップ10に入るとのことだ(2023年9月現在)。

なおノードパートナーらはIOSTネットワークの検証またはブロック生成に参加してインセンティブを得るだけではなく、分散型ネットワークに必要なネットワークセキュリティの重要な役割を担っている。

またハッシュキーDXおよびIOSTは今後、企業向けブロックチェーン活用のサービス開発及び支援を促進していくという。

その他にもハッシュキーDXが日本でのサービス独占販売権をもつ、米サーティック(CertiK)提供のスマートコントラクトとブロックチェーンコードの包括的なセキュリティ監査サービスを用いて、ハッシュキーDXおよびIOSTは日本のWeb3サービスの安全への啓蒙活動でも協力していくという。

IOSTブロックチェーンエコシステムのノードパートナーとしては、昨年9月に国内暗号資産(仮想通貨)取引所BITPOINTを運営するビットポイントジャパンが参加を発表していた。

ハッシュキーDXは2月、ブロックチェーンに特化したセキュリティ対策ソリューション提供の米サーティックと日本でのサービス独占販売契約を締結している。

関連ニュース

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aleksandra-Zhilenkova

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した