HashKey DX、米CertiKのweb3セキュリティ対策ソリューションを日本独占販売へ

HashKey DXがCertiKのソリューションを日本独占販売へ

国内でブロックチェーンに関するシステム提供やコンサルティングを行うハッシュキーDX(HashKey DX)が、ブロックチェーンに特化したセキュリティ対策ソリューション提供の米サーティック(CertiK)と日本でのサービス独占販売契約を締結したことを2月8日発表した。ハッシュキーDXは、サーティック提供のソリューションを日本において唯一販売ができるようになった。

なおハッシュキーDXは香港でエンドツーエンドのデジタル資産管理を行う金融コングロマリットであるハッシュキーグループ(HashKey Group)の日本拠点だ。

またサーティックは、スマートコントラクトとブロックチェーンコードの包括的なセキュリティ監査や、ブロックチェーン関連のモニタリングツール「Skynet(スカイネット)」、KYCバックグランド調査サービスなどを提供する米ユニコーン企業。ソフトバンク(SoftBank)、ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)、コインベースベンチャーズ(Coinbase Ventures)、バイナンス(Binance)、タイガーグローバル(Tiger Global)、セコイア(Sequoia)などといった投資家から支援を受けている。

サーティックはこの5年間、4,000以上のブロックチェーンプロジェクトを監査し、70,000以上の脆弱性を検知しているとのこと。同社が監査したプロジェクトの中には、時価総額で数千億USドル規模に成長したものもあるとのことで、今までにはBNB、ポリゴン(Polygon)、シバ(Shiba)、パンケーキ(Pancake)、アーベ(Aave)、セラー(Celer)、カヴァ(Kava)などの有名プロジェクトのセキュリティ監査を実施しているとのことだ。

ハッシュキーDXは、このようなサーティックの実績から「長期的なプロジェクトの成功の裏には、セキュリティ対策が重要であるということを示している」と説明している。

またハッシュキーDXは「サーティックとの独占販売契約の締結により、日本におけるブロックチェーン技術の安全性に貢献していく所存です」とコメントしている。

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参考:HashKey DX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Yevhen-Lahunov

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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