PayPal、ステーブルコイン計画を一時中断か=報道

ペイパルがステーブルコインの計画を一時中断

オンライン決済サービスのペイパル(PayPal)が、ステーブルコインに関する計画を一時中断したとブルームバーグが2月10日報じた。米規制当局が暗号資産(仮想通貨)に関する監視を強化し、プロジェクトの主要パートナーがニューヨーク州金融サービス局による調査対象となっていることからのようだ。

ブルームバーグは情報筋の話を引用し、ペイパルは、ドルに1対1で裏付けされるステーブルコインを今後数週間のうちにデビューさせることを目指していたと報じている。

ペイパルの広報担当は「私たちはステーブルコインを検討しており、今後進める際には、言うまでものなく関連する規制当局に緊密連携する」とメールで声明を発表した。

暗号資産市場は、FTXをはじめとする大手企業の破綻により、金融分野において将来有望視されていた暗号資産への信頼が揺らいだことで激動の時代を迎えている。

これら一連の大規模な倒産は、暗号資産業界で活動する企業への世界的な規制当局の厳しい監視に拍車をかけた。

マクロ経済の低迷は、数十年にわたる高インフレに端を発した物価危機により、個人消費や、特に個人の裁量による購買に圧力がかかり、ペイパルの主力事業の成長をも圧迫し始めている。

関連ニュース

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
PayPal pauses stablecoin work amid regulatory scrutiny of crypto – Bloomberg News
Reporting by Manya Saini in Bengaluru; Editing by Anil D’Silva
翻訳:髙橋知里(あたらしい経済)
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【8/7話題】 金融庁と警察庁が暗号資産交換業者に出庫制限要請、ロシアが暗号資産包括規制法が成立など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

キリフダ、暗号資産188銘柄を11セクターに分類、独自指数公開

オンチェーン金融の事業化支援を手がけるキリフダが、暗号資産(仮想通貨)市場を対象とした独自のセクター分類基準「キリフダ・デジタル・アセッツ・セクター・クラシフィケーション(KIRIFUDA Digital Assets Sector Classification)」を策定し、同分類に基づく11のセクター指数と、暗号資産市場全体を表す総合指数の算出・公開を開始したと8月6日に発表した

「Move」開発者サム・ブラックシア、Sui開発元ミステンラボCTO退任、アンソロピックへ

レイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」の開発元ミステン・ラボ(Mysten Labs)の共同創業者兼最高技術責任者(CTO)であるサム・ブラックシア(Sam Blackshear)氏が、CTOを退任して同社を離れ、AI企業アンソロピック(Anthropic)へ移籍することを8月6日に自身のXアカウントで発表した