Aave親会社が社名を「Avara」に変更、ウォレット「Family」の買収も

Aave親会社が社名を「Avara」に変更

分散型金融(DeFi)レンディングプラットフォームのAave(アーベ)等の親会社であるAave Companies(アーベカンパニーズ)が、社名を「Avara(アヴァラ)」に変更したことを11月17日発表した。あわせてイーサリアム(Ethereum)ウォレット「Family(ファミリー)」運営のLos Feliz Engineering(ロスフェリスエンジニアリング:LFE)の買収も発表されている。

なお社名変更によるAaveのブランド名称変更はないようだ。引き続きAave Labs(アーベラボ)の下、運営が継続される。またLFEの開発者チームは全て「Avara」へ移行するとのこと。

「Avara」はAaveの他、分散型SNS「Lens Protocol(レンズプロトコル)」や米ドルステーブルコイン「GHO」などのブランドの親会社でもある。

同社は昨年12月、「レンズプロトコル」のエコシステム拡大を目的にweb3ソーシャルアプリ「Sonar」を買収していた。今回の買収はこれに続くものとなる。

「レンズプロトコル(Lens Protocol)」では先日13日、新バージョン「Lens V2」がポリゴン(Polygon)上でメインネットのベータ版をローンチしている。

関連ニュース

images:iStocks/Liudmyla-Lishchyshyna

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した