米ロビンフッドのBTC保有数が3位、ETHは5位であることが判明

ロビンフッドの保有数BTCが3位、ETHが5位であると判明

株式や暗号資産(仮想通貨)の取引アプリを提供する米ロビンフッド・マーケット(Robinhood Markets)が保有するビットコイン(Bitcoin)の枚数が全保有者の中で3位、またイーサリアム(Ethereum)の枚数については5位であることが明らかにされた。

オンチェーン情報を追跡するためのインテリジェンス・プラットフォーム「アーカム(Arkham)」が公式X(旧ツイッター)にて8月30日及び31日に報告した。ただしロビンフッドはこの件について、正式な発表は行っていない。

「アーカム」のデータによると、ロビンフッドは単一のウォレットに約11.8万BTC保有しているとのこと。これは約4672億円(約32億ドル)に相当する。

なおロビンフッドのこの保有量は、暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)の約64億ドル相当とビットフィネックス(Bitfinex)の約43億ドル相当に次ぐ第3位である。

このウォレットの保有者はこれまでわかっておらず、大量のビットコインを保有するユーザーが不明であることで話題を呼んでいた。なおこのウォレットは顧客の資産を保管しているアドレスであることが分かっていた。

またETHについても全ユーザーのウォレットの中で第5位となる約4274億円(約39.2億ドル)相当である約172万ETHが保有されていることも31日に報告されている。

関連ニュース

参考:アーカム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/atdigit

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【4/21話題】メタプラネットが約40億円でビットコイン追加購入、NTT DigitalがLukka Insightsを国内初導入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Astar Networkがトークノミクス最適化アップデート実施、ステーキング報酬の見直しなど

アスターネットワーク(Astar Network)で、ネットワーク上の利用状況に応じて、独自アスター(ASTR)の発行量が調整される「ダイナミック・トークノミクス(Dynamic Tokenomics)」モデルのアップデートがガバナンス提案を通じて実施された。アスターネットワークの公式ブログで4月18日に発表された

韓国のブロックチェーン企業DSRV、日本のNext Finance Techと業務提携

韓国のブロックチェーン技術企業であるディーエスアールブイ(dsrv labs:DSRV)と、日本のブロックチェーンインフラ企業ネクストファイナンステック(Next Finance Tech:NFT)が、ブロックチェーンインフラサービスに関する業務提携に向けた基本合意書(MOU)を4月17日に締結した