バイナンス、ハードウェアウォレット「Ledger」と提携

バイナンスがレジャーと提携

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)が、ハードウェアウォレット開発のレジャー(Ledger)との提携を11月3日発表した。

レジャーは暗号資産やNFTをオフラインで保有できるハードウェアウォレットを開発している企業だ。なお同社のウォレットアプリ「Ledger Live」と物理ハードウェアウォレットをペアリングすることで、暗号資産の購入やスワップ(交換)、運用の他NFTの鑑賞が出来るようになっている。

今回の提携により、ユーザーは「Ledger Liveアプリ」からバイナンスのアカウントを作成することができ、バイナンスアカウントを保有していれば、Ledgerデバイスから直接クレジットカードなどを通じて法定通貨で暗号資産が購入できるようになったとのこと。

なお先月10月にレジャーはFTXグローバルと提携し、「Ledger Live」からFTXグローバルが取り扱う暗号資産をスワップできるようになっている。

これによりユーザーは、1回のトランザクションで「Ledger Live」からFTXが取り扱う120種類以上の暗号資産と7000種類以上のペアの組み合わせをスワップし、レジャー提供のハードウェアウォレットで暗号資産を保管することが可能になった。

またスワップした暗号資産は自動的にハードウェアウォレットへ送られる為、FTXから暗号資産をハードウェアウォレットに転送する必要がなくなっている。

関連ニュース

バイナンスがアイルランドで新会社設立、欧州市場への拡大へ

ツイッターへの投資理由は「言論の自由支持のため」、バイナンスCZ言及

バイナンスにコスモスDEX「Osmosis(OSMO)」上場

バイナンス、ツイッターのブロックチェーン活用支援するチーム組成

韓国釜山市がGate. ioとクリプトドットコムと覚書締結、バイナンスやFTXらに続き

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Andres-Victorero

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】SEC訴訟でコインベースの棄却申し立てを米判事却下、取引延期のエルフトークン明日取引開始へなど

米連邦判事、SEC訴訟に対するコインベースの棄却申し立て却下、ビットフライヤー、取引延期のエルフトークン(ELF)を明日取引開始へ、HSBC、香港で金のトークン化商品を発売へ=報道、イーサリアムL2「ブラスト」上のGameFi「Munchables」、約94億円のエクスプロイト被害、「日本DAO協会」が4月1日設立へ、DAO発展の環境整備へ、東京スター銀行、三井物産のデジタル証券サービス「オルタナ」導入。地域金融機関初のST取扱、SBIや九州電力らの「まちのわ」、金沢大学と「ファン通貨」で被災地復興支援へ、B Dash VenturesとHashed、「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」7/24に共催へ