スイ財団、分散型取引所MovExの契約違反により関係解消

スイ財団がMovExと関係解消

スイ財団(Sui Foundation)が、分散型取引所(DEX)「ムーベックス(MovEx)」との関係を、同分散型取引所の契約違反により解消したと7月27日に発表した。

スイ財団は、新興レイヤー1ブロックチェーン「スイネットワーク(Sui Network)」及びその関連技術のサポートを行う団体だ。

「ムーベックス」は、先日スイ財団がリリースした分散型の集中指値注文台帳(Central Limit Order Book:CLOB)となる「ディープブック(DeepBook)」の開発に向けて250万枚のSUIトークンをロックアップを条件に受け取った。しかしそのロックアップを行う条件に違反して「ムーベックス」は合計3回のトークンの移動を行ったという。

CLOBは、店頭における指値注文(Bid注文およびOffer注文)を1つの板に集中して価格および時間優先の原則に従って付け合わせる仕組みのオーダーブックのこと。「ディープブック」はスイエコシステム向けに構築されたコミュニティ所有のCLOBとなる。

ちなみにオーダーブックとは、約定されていない買い/売り指値注文のリストのことだ。

スイ財団は、今後「ムーベックス」に対して追加のトークン配布は行わず、「ディープブック」の主な貢献者としても扱わないとしている。また「ムーベックス」が移動したトークンは、「ムーベックス」が元の自身のアドレスへ戻した後、ロックアップを強制するため適格なカストディアンのウォレットに転送したとのことだ。

「ムーベックス」はこの一連の流れについて、公式ツイッターにてトークンの移動を認め、「ムーベックスは今後も強力かつ献身的に取り組み、明日もより良い暗号世界の実現に貢献し続けます」とコメントを残した。

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参考:Suiブログ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/ValeryBrozhinsky

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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