米コインベース、アバランチのDEX「Pangolin(PNG)」上場へ

米コインベースでPNG上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)に、暗号資産パンゴリン:Pangolin(PNG)が上場することが10月6日に発表された。

PNGは流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、10月6日9:00以降(PT:太平洋時間)以降に取引開始される予定だ。なお日本居住者はサービス提供対象外となっている。

取引ペアについては、PNG/USDをサポートすることになっており、段階的に開始されるという。

またPNGは新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象通貨となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

なお今回サポートされるPNGはアバランチ(Avalanche)のトークン規格ARC-20で発行されたトークンだ。ARC-20のトークンがコインベースに上場するのは初となる。

パンゴリン:Pangolin(PNG)とは

PNGは、アバランチの迅速なトランザクション処理と安い取引手数料を利用したDEX(分散型取引所)サービス「パンゴリン」のガバナンストークンである。現在はアバランチとソングバード(Songbird)の2つのチェーンでサービス展開している。

現在PNGは、FTX、ゲート(Gate.io)やMEXCなどの暗号資産取引所の他、トレーダージョー(TraderJoe)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。現在のPNGの時価総額は約20億円となっている(8/4 コインマーケットキャップ調べ)。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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