米コインベースで「Hedera (HBAR)」上場へ

米コインベースでHBAR上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産へデラ:Hedera (HBAR)が上場することが9月12日に発表された。

ヘデラは流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、9月13日午前9時以降(PT)以降に取引開始される予定と発表されていたが、その後コインベースより、取引開始を予定時刻より遅らせると改めてアナウンスされている。

なお取引ペアについては、USDとUSDTをサポートすることになっており、段階的に開始されるという。なおコインベースがサポートするのは、へデラネットワーク(Hedera Network)上で発行されたトークンとなる。

へデラ:Hedera (HBAR)とは

へデラ(HBAR)は、へデラパブリックネットワーク内で2つの役割を担っている。1つ目はスマートコントラクト、ファイルストレージ、通常の取引など、へデラのサービスを動かすためのガス代として、2つ目はへデラのユーザーはトークンをステークしてプラットフォームの完全性を維持する事ができるため、ネットワークの安全性を確保するためにも使用されている。

へデラはバイナンス(Binance)、ビットトレックス(Bittrex)、フォビグローバル(Huobi Global)などで取り扱われており、時価総額は約2,250億円(9/13コインマーケットキャップ調べ)となっている。

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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