マンチェスターユナイテッド、テゾス(XTZ)とスポンサー契約か=報道

マンU、テゾスとスポンサー契約か

英国プレミアリーグのサッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッドFC(Manchester United FC)」が、テゾス(Tezos)ブロックチェーンとトレーニングキット(クラブ公式練習着)スポンサーの契約を締結する予定であることを、2月4日英国スポーツメディア「ザ・アスレティック(The Athletic)」が報じた。

報道によると、今回の契約は年間約31億円(2000万ポンド)のトレーニングキットスポンサーを複数年で交わしたとのこと。

現在マンチェスターユナイテッドFCのユニフォーム(クラブ公式試合着)スポンサーは、ドイツのテクノロジー企業チームビューアー(TeamViewer)が前面の胸部分に掲出されている。一方で現在のトレーニングキットのスポンサーロゴについては掲出されていない為、トレーニングキットスポンサーは募集中のようだった。

なお現在プレミアリーグはシーズン中だが、スポンサーロゴの掲出時期については明らかになっていない。

テゾスはスマートコントラクト機能を実装しているブロックチェーンプロジェクトだ。コンセンサスアルゴリズムには、PoS(Proof of Stake)を採用している。

テゾスは昨年から今年にかけて海外のゲームやファッション及びスポーツのNFTコンテンツに採用されている。またNFTマーケットプレイスのラリブル(Rarible)がテゾスにマルチチェーン対応している。

テゾスのスポーツチームとの技術提携としては、昨年5月にレッドブル・レーシング・ホンダ(Red Bull Racing Honda)とコレクティブルNFTシリーズの販売を発表。また6月にはマクラーレン・レーシング(McLAREN RACING)とNFTを利用したファンエンゲージプラットフォーム構築を発表している。

関連ニュース

F1チームのレッドブル・レーシング・ホンダ、テゾスブロックチェーンと提携

マクラーレン・レーシングがテゾスと提携、NFTプラットフォーム構築へ

UBISOFT、人気ゲーム「ゴーストリコン」にNFT採用。テゾス(XTZ)でNFTプラットフォームをローンチ

GAPがNFTコレクション販売へ、ブロックチェーンはテゾス(XTZ)採用

NFTマーケットプレイスRarible、テゾス(XTZ)にマルチチェーン対応

参考:ザ・アスレティック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/alphaspirit

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した