BNBチェーン、オプティミズム(OP)技術基盤のL2テストネットをリリース

BNBチェーンがOPスタックのL2テストネットをリリース

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)提供のブロックチェーンであるBNBチェーンが、レイヤー2(L2)ネットワーク「opBNB」のテストネットを6月19日にリリースした。

「opBNB」は、イーサリアム(Ethereum)のL2スケーリングソリューションであるオプティミズム(Optimism)の技術に基づいたイーサリアム仮想マシン(EVM)互換のL2ブロックチェーンとのこと。

「opBNB」ではオプティミズムが提供するオプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollup)を採用したオープンソースのソフトウェアセット「OPスタック」を基盤に開発されている。

なおロールアップとは、元となるブロックチェーンのセキュリティなどを活用しながら、ガス代(ネットワーク手数料)やネットワークの混雑解消を図るスケーリングソリューションである。

また「opBNB」はEVM互換であるため、既存の分散型アプリケーション(Dapps)開発者がこれまで使用してきた知識やツールを用いて「opBNB」でスマートコントラクトを作成できるというわけだ。

BNBチェーンの開発者によると「opBNB」テストネットで1秒あたりに処理されるトランザクション数(tps)は4,000トランザクションであり、トランザクションあたりの目標平均コストは0.005ドルとなるという。

このtpsはイーサリアム(Ethereum)L2スケーリングソリューションの「アービトラム(Arbitrum)」などと同等で、BNBチェーンの2倍、イーサリアムの130倍以上である。

なおイーサリアムのL2スケーリングソリューションで利用されるロールアップは、今回のオプティミスティックロールアップの他、ゼロ知識証明の技術を活用したzkロールアップ(Zero Knowledge Rollup)の2種類がある。

BNBチェーンは昨年9月、zkロールアップを活用したL2ネットワーク「zkBNB」のテストネットをリリースしている。 

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参考:opBNBサイト
デザイン:一本寿和

images:iStocks/SiberianArt・artacet

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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