グラスノード、ハイパーリキッドのレイテンシー可視化ツール公開、東京が最も低遅延に

ハイパーリキッドのバリデータは東京に集中

オンチェーン分析プラットフォームのグラスノード(Glassnode)が、分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッド(Hyperliquid)に対する接続遅延(レイテンシー)を可視化するライブマップを3月28日に発表した。

今回公開されたツール「ハイパーレイテンシー(Hyperlatency)」は、世界各地に配置されたプローブから、ハイパーリキッドのAPIおよびバリデータへの接続遅延をリアルタイムで計測・表示するものだ。

計測は主に2系統で行われる。1つはAPIへのウェブソケット(WebSocket)往復時間(API p50)で、CloudFront経由のAPIレイテンシーを示す。もう1つは、東京に集中する全24のアクティブバリデータへの直接TCP接続によるレイテンシー(Validator TCP p50)で、データは5秒ごとに更新されるという。

発表時点の参考値として報じられた数値では、東京は約15.9ミリ秒、ソウルは約50.2ミリ秒、香港は約66.9ミリ秒、シンガポールは約136.1ミリ秒、米バージニアは約163.5ミリ秒、オランダ・アムステルダムは約245.2ミリ秒とされている。

また、ライブマップ上では東京の一部拠点において、APIレイテンシーが約3.2ミリ秒、バリデータへの直接接続が約2.0ミリ秒と表示されている。ハイパーリキッドのバリデータは東京に集中しているとされており、同ツールでも東京拠点で低いレイテンシーが観測されていることがわかる。

グラスノードは「距離は執行におけるコストになる」とし、地理的な距離が取引環境に影響を与える可能性を示している。

なお、同ツールで表示される値はプローブ環境や通信条件によって変動するため、あくまで参考値として提供されている。

参考:ハイパーレイテンシ
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

合わせて読みたい記事

【5/15話題】米上院銀行委員会が「CLARITY法」可決、イングランド銀行がステーブルコイン規制案を再考へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズの「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETF、NYSEアーカで5/15取引開始へ

暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が組成した、ハイパーリキッド(Hyperliquid)のネイティブトークンHYPEに連動するステーキング対応の現物型ETF(上場投資信託)が、米NYSEアーカ(NYSE Arca)で米国時間5月15日に取引開始される予定だ。ビットワイズが5月14日に発表した