香港上場のミームストラテジ-が2,440SOL取得、ソラナへの戦略的投資を開始

香港上場のミームストラテジ-が2,440SOL取得

香港上場企業のミームストラテジー(MemeStrategy)が、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)への戦略的投資を行ったと6月16日に発表した。

発表によるとミームストラテジーは香港上場企業として初めてソラナ(Solana)エコシステムに投資したとのこと。

今回同社は、約290万香港ドル(約5,350万円)で2,440SOLを取得したという。平均取得単価は約1,191香港ドル(約22,000円)とのこと。

なおこの取引は、公開市場にて、香港証券先物委員会(SFC)認可のデジタル資産プラットフォームのOSLを通じて執行されたという。

ミームストラテジーはソラナエコシステムへの投資メリットについて「急速に成長するエコシステムへの参入」、「ブロックチェーン検証による収益の創出」、「資産配分と多様化の強化」を挙げている。

「急速に成長するエコシステムへの参入」では、ソラナが開発者・個人ユーザー・機関投資家からなる活気に満ちた拡大し続けるコミュニティを誇っているとし、その幅広いアプリケーション群により、ミームストラテジーは将来のWeb3インフラストラクチャに不可欠なリソースを確保できる立場にあるとしている。

「ブロックチェーン検証による収益の創出」では、ソラナのPoSアーキテクチャに参加することでミームストラテジーは、ネットワークのセキュリティと検証に貢献するとともに、ステーキング報酬を獲得し、資産の成長とリスク管理のバランスが取れると伝えられている。

そして「資産配分と多様化の強化」では、現実世界での応用可能性の高い高品質のデジタル資産として、ソラナがミームストラテジーの長期的な戦略目標に沿って、同社の準備資産を高めるとのことだ。

ミームストラテジーの会長兼CEOであるレイ・チャン(Ray Chan)氏は「2,440SOLの戦略的取得は、この暗号資産の長期的な可能性に対する強い自信を反映しています。ソラナは、分散型プラットフォームやリアルワールドアセット(RWA)のトークン化からAI主導のWeb3ソリューションまで、幅広いアプリケーションを備えたリーディングブロックチェーンプロジェクトです。

今回の投資は、AI、ブロックチェーン、検証技術、次世代技術開発への当社の注力分野と密接に連携しており、ミームストラテジーのデジタル資産およびWeb3エコシステムへの事業拡大における大きな一歩となります」とコメントしている。

参考:MemeStrategyMemeStrategy2
画像:iStocks/Stanislav-Vostrikov・jauhari1

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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