Nomicがビットコイン(BTC)をCosmosエコシステムに導入へ、IBC互換トークンにブリッジで

CosmosエコシステムにBTC流動性が導入へ

分散型ノンカストディアル型ビットコイン(BTC)ブリッジを提供するノミック(Nomic)が、コスモス(Cosmos)エコシステム内でのBTCの流動性導入予定を10月3日発表した。

ノミックは、BTCをコスモスのIBC(ブロックチェーン間通信プロトコル)に対応したトークン「nBTC」にブリッジすることで、コスモス系のブロックチェーンにBTCの流動性を持ちこむとしている。なお「nBTC」はBTCに価格が裏付けされたトークンとなる。

発表によると「nBTC」へのブリッジ対応は、ノミックによる「nBTCインターチェーンアップグレード」が有効化される10月30日になる予定とのことだ。

なお「nBTC」は、コスモス系DEXのオズモシス(Osmosis)が対応予定とのこと。同Dapps(分散型アプリケーション)でBTCを直接入出金できる機能が追加されるという。

またオズモシス以外にも、同じくコスモスエコシステムのDeFiプロトコルのクジラ(Kujira)やレヴァナ(Levana)においてもBTCの直接入金が可能になるとのことだ。

関連ニュース

参考:ノミック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Chiemi-Kumitani・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/1話題】KyberSwapのハッカーが完全支配を要求、マイクロストラテジーが880億円相当のBTC購入など

KyberSwap事件のハッカー、報奨金の取引条件として同社完全支配を要求、米マイクロストラテジー、880億円相当のビットコイン追加購入。合計保有数174,530BTCに、グレイスケール、現物BTC投資信託「GBTC」の運用効率化で契約更新、積水化学、蘭ブロックチェーントレーサビリティ「サーキュライズ」と業務提携、ワームホールが約331億円の資金調達、Wormhole Labs設立も、デジタル資産投資プラットフォームのFasset、ドバイでVASPライセンス取得、アニモカブランズが「オープンネットワーク」エコシステムに出資、TON最大のバリデータに、IoT向けDLTプラットフォーム「IOTA」がアブダビに財団設立、約148億円の資金提供も、バイナンス、BUSDのサポートを12月に終了へ

Sponsored

IoT向けDLTプラットフォーム「IOTA」がアブダビに財団設立、約148億円の資金提供も

IoT向け分散型台帳(DLT)プラットフォーム「アイオータ(IOTA)」が、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに「アイオータ・エコシステムDLT財団」を設立したことを11月29日発表した。なお同財団はアブダビ・グローバル市場(ADGM)に登録された初の初のDLT(分散型台帳)に関する財団とのこと

アニモカブランズが「オープンネットワーク」エコシステムに出資、TON最大のバリデータに

アニモカブランズ(Animoca Brands)が、メッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」開発の分散型プラットフォーム「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」の最大のバリデータとなり、TONエコシステムのミニアプリ「トンプレイ(TON Play)」へ出資したことを11月28日発表した