テザー「USDT」、コスモス系「Kava」上に発行へ

USDTがKava上に発行予定

米ドルペッグのステーブルコイン「テザー(USDT)」が、L1ブロックチェーン「カヴァ:Kava (KAVA)」のネットワーク上にて発行予定であることが、「USDT」発行元のテザー社(Tether Operations Limited)より6月21日発表された。

これにより「Kava」上のdApps(分散型アプリケーション)などでネイティブの「USDT」が利用可能になる予定。

「Kava」は、コスモスSDK(CosmosSDK)により開発された独自ブロックチェーン。現在「Kava」上にはDeFi(分散型金融)プロトコルのカーブファイナンス(Curve Finance)やスシ(Sushi)などがデプロイされている。

USDTは米ドル(USD)と1:1の比率で価値を維持(ペッグ)しているステーブルコイン。ステーブルコインの中では第一位の時価総額となっている。なお第二位は「USDC」、第三位は「Dai」第四位に「BUSD」が後に続く。

現在USDTはアバランチ(Avalanche)やイーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)、アルゴランド(Algorand)、イオス(EOS)、リキッドネットワーク(Liquid Network)、オムニ(Omni)、トロン(Tron)、クサマ(Kusama)、ニア(NEAR)、ポルカドット(DOT)などに対応している。

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参考:テザー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Liudmyla-Lishchyshyna

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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