セブン銀行、NFTノベルティの募金キャンペーン開始。スシトップ「NFT top shot」活用で

スシトップのNFT top shot活用で

セブン銀行が、NFTをノベルティとする募金キャンペーン「セブン銀行ATMでNFT募金キャンペーン」を実施中だ。同社が7月18日発表した。

発表によれば同キャンペーンは、7月18日から10月16日までの期間、セブン&アイグループ各店舗をはじめ商業施設、空港や駅等に設置している全国26,000台以上のセブン銀行ATMにて行われるとのこと。

ユーザーはセブン銀行ATMの募金画面で「(NFT/donation)セブンイレブン記念財団への募金」を選択して募金を行い、それにより受け取った利用詳細票のQRコードを読み取ることでNFTを受け取れるとのこと。なお募金は1,000円以上1,000円単位で可能で、アートNFTは募金額に関わらず必ず配布されるという。

配布されるアートNFTは、現代美術家の窪田望氏制作による、環境貢献活動をコンセプトとした限定のデジタルアート作品が紐づいたもの。全4種類のアートNFTからランダムに1種類が選ばれるとのこと。なお同NFTは、社会貢献活動に参加した証として保有できる点も特徴の一つだという。

配布されるアートNFTについては、ソウルバンドトークン(SBT/Soul Bound Token)形式での発行となるとのこと。NFTの発行・受取はSUSHI TOP MARKETING(スシトップマーケティング)が、同社提供のNFT配布サービス「NFT top shot」を用いて行うという。NFTがミント(発行/鋳造)されるブロックチェーンは、日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」だ。

ちなみにSBTとは、他のアカウントに移転・譲渡のできないNFTのこと。SBT化したものは二次流通不可の永久証明のような存在として扱われる。

なお今回のキャンペーンで集まった募金は、セブン‐イレブン記念財団を通じて環境をテーマとした社会貢献活動に活用される予定とのことだ。

関連ニュース

    デザイン:一本寿和
    images:iStocks/Lidiia-Moor

    関連するキーワード

    この記事の著者・インタビューイ

    髙橋知里

    「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
    同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
    同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

    「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
    同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
    同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

    合わせて読みたい記事

    【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

    ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

    ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

    「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した