バイナンス、ライトニングネットワークのノード運営開始

BinanceがLightning Networkのノード運営開始

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、ビットコイン(BTC)のライトニングネットワーク(Lightning Network)との統合に向け、同ネットワークのノード運営を開始していることを6月20日発表した。

現在バイナンスは、ライトニングネットワーク基盤のビットコイン入出金サービス提供に向けて取り組んでいるとみられる。

バイナンスは先月7日と8日に、ネットワークの混雑を理由にビットコインの出金を一時的に停止し、報酬となるネットワークの使用手数料を調整することで、ビットコインの出金停止の再発を防ぐと説明していた。

またその際バイナンスは、同様の問題が生じてもビットコインの出金を可能にする為に、ライトニングネットワークとの統合に向けて取り組んでいることを併せて報告していた。

そしてバイナンスは今回、「技術的な作業が残っている為、ライトニングネットワークが完全に統合され次第、ビットコインの入出金をアップデートする」とツイートしている。

ライトニングネットワークとは

ライトニングネットワークは、ビットコインブロックチェーンのオフチェーン・スケーリングソリューション。ブロックチェーンの外で取引を行うオフチェーン取引により、BTCの決済速度の向上や少額決済(マイクロペイメント)、安価な送金手数料を実現する技術である。

はじめてのビットコインはメルカリで

関連ニュース

参考:Binance
images:iStocks/24K-Production

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【1/21話題】SEC代理委員長に共和党マーク・ウエダ、トランプのDeFiプロジェクトが複数銘柄の暗号資産を大量購入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

トランプ一族のDeFiプロジェクト、大統領就任式前に複数銘柄の暗号資産を大量購入、ENS取得も

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と、その家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」が、大統領就任式の数時間前に多額の暗号資産を購入していたことが分かった