メタマスクSDKがUnityアセットストアで公開、ゲームのウォレット接続が容易に

メタマスクSDKがUnityアセットストアで公開

ゲーム開発プラットフォーム「Unity」で利用できるツールやアセットをダウンロードできる「Unityアセットストア」にて、開発者がゲーム内にメタマスク(MetaMask)ウォレットを接続できるようにするアセット「メタマスクSDK(MetaMask SDK)」が2月28日公開された。

メタマスクの公式ツイッターによるとブロックチェーンを利用したweb3ゲームの市場は成長が著しく、毎日48のブロックチェーンで100万人のユーザーがweb3ゲームにアクセスしているという。

そんな中今までweb3ゲームは、メタマスクなどのブラウザの拡張機能として利用されているウォレットを簡単に接続できるよう、ブラウザアプリとしてゲーム開発することや、独自に開発したウォレットの導入を行うなどして対応をしていた。

メタマスクは、今回公開された「メタマスクSDK」により「ゲーム業界にweb3の価値をもたらし、ゲーム開発者にとって新たな時代になる」と述べている。

またメタマスクを開発するコンセンシス(ConsenSys)は、「メタマスクSDK」の公開に際して「Web3 Early Adopter Program」という助成金プログラムを開始した。このプログラムに応募し採択されたweb3ゲームの開発者は、最大10万ドルの助成金が得られるとのこと。なおアジェンダ、審査員、メンターの詳細については、近日中に発表されるとのことだ。

関連ニュース

参考:Unityアセットストア
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Rabbit_Photo

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【3/27話題】ビットフライヤーがエルフトークン(ELF)取り扱い延期、米司法省がクーコインを刑事告訴など

ビットフライヤー、エルフトークン(ELF)取り扱い延期。取引開始直前で、アバランチのアバラボ、東証スタンダード上場マツモトと協業。ゲーム開発で、米司法省がクーコインと創業者らを刑事告訴、AML法違反で、CFTC、イーサリアムを含む暗号資産を「商品」と再度主張、クーコイン提訴訴状の中で、ナイジェリアで拘束のバイナンス幹部1名が逃亡、政府はインターポールに支援要請=報道、サムアルトマンの「ワールドコイン(WLD)」、ポルトガルからデータ収集の停止命令、米サークルの「CCTP」がソラナに対応、8ネットワーク間で「USDC」転送可能に、ジャスミー(JMY)、パナソニック関連会社と協業開始、暗号資産決済「Slash」、独自トークン「SVL」のエアドロップ実施へ