バイナンスにDeFiレンディングの「Liquity(LQTY)」上場

バイナンスにLQTY上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産「リクイティ:Liquity(LQTY)」の取扱い予定を2月28日発表した。

LQTYの取り扱いは、すでに日本時間2月28日20:30(UTC11:00)よりLQTY/BTC、LQTY/USDTの取引ペアによって取引開始しており、出金は3月1日20:30(UTC11:00)より開始する予定だ。

なおLQTYの取り扱いは、他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性が高いトークンの取引が提供されている「イノベーションゾーン」での対応となる。

またバイナンスは日本時間2月28日20:30(UTC11:00)から48時間以内にLQTYを分離マージンおよびその借入可能資産として追加すると発表しており、こちらもLQTY/USDTでサポートが開始される。

リクイティ(LQTY)とは

LQTYはDeFi(分散型金融)プロトコル「リクイティ(Liquity)」で発行されるトークンだ。

リクイティは米ドルにペッグされたステーブルコイン「LUSD」を発行するレンディングプロトコルであり、リクイティのプールに入金することで報酬としてLQTYを得ることができ、LQTYをステーキングすることで手数料収入を得られるという。

現在LQTYは、MEXCやコインベース(Coinbase)、ビットゲット(Bitget)、CoinExなど多くの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップV3(Uniswap V3)などの分散型取引所(DEX)でも取引されている。 なお現在の時価総額は約256億円となっている(3/1 13:30コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
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