バイナンスにDeFiの「Gains Network(GNS)」上場

バイナンスにGNS上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産「ゲインズネットワーク:Gains Network(GNS)」の取扱い予定を2月18日発表した。

GNSの取り扱いは、すでに日本時間18日20:30(UTC11:30)よりGNS/BTC、GNS/USDTの取引ペアによって取引開始しており、出金は19日17:00(UTC8:00)より開始している。

GNSの取り扱いは、他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性が高いトークンの取引が提供されている「イノベーションゾーン」での対応となる。

またバイナンスは18日20:30(UTC11:30)から48時間以内にGNSを分離マージンおよびその借入可能資産として追加すると発表しており、こちらもGNS/USDTでサポートが開始されている。

ゲインズネットワーク (GNS)とは

GNSは分散型金融(DeFi)の「ゲインズトレード(Gains Trade)」をポリゴン(Polygon)およびアービトラム(Arbitrum)上で提供しているゲインズネットワークのネイティブトークンである。

ゲインズトレードではユーザーはメタマスクなどのウォレットを接続するだけで150倍までのレバレッジをかけた取引や、ステーキングなどが行えるという。

現在GNSは、MEXCやビットゲット(Bitget)、CoinExなど多くの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップV3(Uniswap V3)やクイックスワップ(Quick swap)などの分散型取引所(DEX)でも取引されている。 なお現在のGNSの時価総額は約368億円となっている(2/21 14:30コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和

images:iStock/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【10/8話題】FTXの破産計画が承認、UAEが暗号資産取引の課税免除へ、PhantomがBaseに対応開始など(音声ニュース)

FTXの破産計画が承認。顧客への返済資金で最大165億ドル充当可能に、UAEが暗号資産取引の課税免除へ、2018年の取引に遡及し適用、Phantomウォレット、イーサL2「Base」に対応開始、暗号資産決済「Slash」、コインベースのイーサL2「Base」対応開始、バイナンス、上場廃止の暗号資産10銘柄を「USDC」に変換へ、バーレーン国立銀行、GCCで初の「ビットコイン投資ファンド」立ち上げ=報道、LEGO公式サイトがハッキング被害、偽の暗号資産「レゴコイン」を購入誘導する広告掲載、Netflixシリーズのゲーム「Captain Laserhawk – The G.A.M.E.」のアクセス権NFT発売へ、アービトラム上で発行、バイナンスラボ、ZK Stack採用の「Sophon」にトークンラウンドで出資

アービトラム財団が「Road to Devcon」発表、アジアでの成長目的の取り組みを「Devcon7」開催に向け

アービトラム財団(Arbitrum Foundation)が、イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「アービトラム(Arbitrum)」のアジアでの成長を目的とした取り組み「ロードトゥーデブコン(Road to Devcon)」を開始する。アービトラムの公式Xがメディア「ディクリプト(Decrypt)」の記事を引用する形で10月7日発表した