米コインベースにプロトレーダー向けNFTマーケットプレイスの「Blur(BLUR)」上場

米コインベースにBLUR上場

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産ブラー:Blur(BLUR)の取り扱い予定を2月14日に発表した。

すでにBLURは2月14日9:00(日本時間15日2:00)から「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で取り扱いが開始されている。

取引ペアについてはBLUR-USDがサポートされている。なお今回サポートされるBLURはイーサリアム(Ethereum)のトークン規格ERC-20で発行されたトークンだ。

今回の新規銘柄の取り扱いはコインベースサービス提供地域のうち一部は対象外となるとのこと。日本についてはコインベースが事業縮小による取引停止をしたため、同銘柄のサポートは対象外となる。

またBLURは新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象通貨となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

Blur(BLUR)とは

BLURはアグリゲーター機能実装のプロトレーダー向けNFTマーケットプレイスであるブラー(Blur)のガバナンストークンだ。BLURは2月14日にリリースされたばかりであり、コインベースだけでなく他の取引所にも上場されている。

ブラーはNFTマーケットプレイスとしてだけでなくオープンシー(OpenSea)やX2Y2などほかのNFTマーケットプレイスに出品されたNFTを同時に閲覧、購入ができるアグリゲーターでもあるため、利用することでNFT購入にかかる時間を短縮できる。

またブラーではマーケットプレイスの手数料は0に設定されており、最近ではオープンシーの取引高を上回ることもあるという。

現在BLURはクーコイン(Kucoin)やエムイーエックスシー(MEXC)、OKXなど多くの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップV3(Uniswap V3)でも取引が可能である。また時価総額は約390億円となっている(2月15日コインマーケットキャップ調べ)。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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