APE発行の「ApeCoin DAO」、BAYC関連専用マーケットプレイス「ApeCoin marketplace」ローンチ

ApeCoin DAOが「ApeCoin marketplace」ローンチ

暗号資産(仮想通貨)エイプコイン(APE)発行元のApeCoin DAOが、BAYC(Bored Ape Yacht Club)関連専用マーケットプレイス「エイプコインマーケットプレイス(ApeCoin marketplace)」をローンチした。このマーケットプレイスを構築したスナッグスソリューションズ(snagsolutions)の創設者が1、1月24日に発表した。

「エイプコインマーケットプレイス」は、APEのステーキングやNFTメタデータの統合など独自機能が搭載されており、「BAYC」及び「Otherside(アザーサイド)」コミュニティ向けに構築されているとのこと。

その為「エイプコインマーケットプレイス」のコレクションには、BAYC関連NFT「MAYC(Mutant Ape Yacht Club)」や「BAKC(Bored Ape Kennel Club)」、アザーサイドの土地「Otherdeed」、「BACC(Bored Ape Chemistry Club)」がリストされている。

そしてこのマーケットプレイスでは、NFTの販売時の手数料(ロイヤリティ)としてETHでの販売は0.5%の手数料、APEでの販売は0.25%の手数料がかかるとのこと。またクリエイター手数料として0.25%がApeCoin DAOに還元され、その資金についてはマルチシグウォレットで保管されるとのこと。

これまでApeCoin DAOでは、「エイプコインマーケットプレイス」の構築について提案が行われてきており、NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」や「ラリブル(Rarible)」も提案を行っていたが、最終的にスナッグスソリューションズが開発する形となった。

なおスナッグスソリューションズは、コレクタブルNFTプロジェクト「ゴブリンタウン(goblintown)」や「クリプト・チックス(Crypto Chicks)」などの独自マーケットプレイスを構築する、今年7月創業のスタートアップである。

関連ニュース

BAYCのユガラボ、ビープルのNFT企業「WENEW」と「10KTF」を買収

BAYCバンド「KINGSHIP」とM&M’sのコラボチョコが米国で発売

米コインベース、人気NFT「BAYC」のアニメ映画製作へ

BAYC運営「Yuga Labs」、a16zやコインベースらから約550億円調達

人気NFT「BAYC」の暗号資産「ApeCoin(APE)」リリース、海外取引所に続々上場

参考:ApeCoin marketplace
デザイン:一本寿和

images:iStocks/PerlaStudio・artacet

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した