クラーケングローバルにStacks(STX)上場へ

クラーケングローバルにSTX上場へ

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産スタックス:Stacks(STX)の取り扱い予定を10月20日発表した。

取引開始は21日14:30(UTC)からの予定。クラーケン(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)でサポートされる。

取引ペアについてはUSDおよびEURに対応。入金は既に開始されている。

なお日本については、取扱い対象外となる 。

スタックスは、スマートコントラクトをビットコインに導入することを目的としたブロックチェーン。ネイティブトークンであるSTXを一時的にロックし、ネットワークのセキュリティとコンセンサスをサポートすることで、報酬としてビットコイン(BTC)を獲得できる。

現在STXはバイナンス(Binance)やコインベース(Coinbase)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、オーケーコイン(Okcoin)、オーケーエックス(OKX)など多くの暗号資産取引所で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約597億円でランキングは86位となる(10/21コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

米コインベースにStacks(STX)上場

オーケーコインとスタックスら、助成プログラム「ビットコインオデッセイ」立ち上げ

米マイアミが「マイアミコイン」のマイニング開始へ、保有者にはBTCとSTXの利回り報酬も

クラーケンCEOジェシー・パウエル氏が辞任、会長職に

クラーケン、リキッドステーキングプロトコル「Liquid Collective」の開発に参加

クラーケンジャパンにカルダノ(ADA)上場、ステーキングも開始

参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/vittaya25

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した