FTXグローバル、「Ravencoin(RVN)」と「Flux(FLUX)」を無期限先物で取り扱いへ

FTXグローバルがRVNとFLUXの無期限先物取り扱いへ

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXグローバルが、暗号資産レイブンコイン:Ravencoin(RVN)とフラックス:Flux(FLUX)を無期限先物取引で提供することを9月11日発表した。

発表によると、同取引の提供は9月12日14:00(UTC:世界協定時)より開始される予定とのこと。

対応する取引ペアはそれぞれRVN-PERPとFLUX-PERPとなっている。なおPERPはDEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークンだ。

レイブンコイン:Ravencoin(RVN)とは

RVNは、レイブンチェーン(Ravenchain)というBitcoinコードのフォークによって構築されたブロックチェーンの内部通貨で、レイブンチェーンでトークンを発行するために使用される。

RVNは現在、バイナンス(Binance)やエムイーエックスシー(MEXC)、ゲート(Gate.io)など多くの暗号資産取引所で取り扱われている。現在の時価総額は約786億円となっている(9/12コインマーケットキャップ調べ)。

フラックス:Flux(FLUX)とは

FLUXは、相互運用可能な分散コンピューティングサービスを提供するFluxエコシステムのネイティブトークンだ。ハードウェアホストのインセンティブ、オンチェーンでのガバナンス、実行中のハードウェアに対するステーキング要件による悪質な業者からのネットワークの防御に利用されるという。

FLUXは現在、暗号資産取引所であるバイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)のほか、分散型取引所(DEX)のPancakeSwap V2(Uniswap V2)でも取り扱われている。なお現在の時価総額は約471億円となっている(9/12コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:RVNFLUX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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