米コインベースでNear Protocol(NEAR)上場へ、ネイティブトークンで

米コインベースでNEAR上場へ

米大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産ニアプロトコル:Near Protocol(NEAR)が上場することが9月1日発表された。

取引は流動性条件が満たされ次第、流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、日本時間9月2日の午前2時以降に開始される予定だ。取引ペアはNEAR-USDおよびNEAR-USDTとなる。なお日本のコインベースではサービス提供対象外となっている。

なおNEARトークンはBNBチェーン(BNB Smart Chain)などにも存在するが、今回はNEAR ネットワーク上で発行されるネイティブのNEARトークンのサポートのみが開始された。

Near Protocol (NEAR)とは

ニアプロトコルは、分散型アプリケーションの開発促進を目的としたオープンソースプラットフォームで、2020年4月にメインネットローンチしたレイヤー1ブロックチェーン。シャーディングという多くのトランザクション処理を分散させ集約させる機能を実装しており、高い処理性能から「イーサリアムキラー」と呼ばれるブロックチェーンの1つとなっている。

現在MXCは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)などの多くの暗号資産取引所の他、分散型取引所(DEX)のパンケーキスワップV3(PancakeSwap V2)で取り扱われている。なお現在の時価総額は約4,670億円となっている(9/1 コインマーケットキャップ調べ)。  

関連ニュース

米コインベース、MXC(MXC)とAurora(AURORA)上場へ

米コインベース、DeFiレンディング「Ooki Protocol(OOKI)」上場へ

米コインベース、「イーサリアム先物商品」提供へ

米コインベース、ETHのリキッドステーキングトークン「cbETH」を発行

コインベースウォレット、ソラナDAppsに対応

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

コインベースが暗号資産デリバティブ取引所デリビットの買収交渉中、ドバイ規制当局に通知済み=報道

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)の買収に向けた交渉を進めていると、「ブルームバーグ(Bloomberg)」が3月22日に報じた。これは事情に詳しい一部関係者の話として伝えられている

【3/25話題】サークルがバイナンスジャパン・ビットバンク・ビットフライヤー「USDC」取扱予告、サークルとSBIと合弁会社へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

韓国の教保生命保険、航空機エンジンを裏付けとする韓国当局のSTO事業に参入=報道

韓国の生命保険会社である教保生命保険が、韓国金融サービス委員会(FSC)が推進する航空機エンジンを裏付けとした信託受益証券の取引・流通サービスにおいて、信託業者として指定されたようだ。同国の日刊経済紙「毎日経済新聞(Maeil Business Newspaper:MK)」が3月21日に報じた