日本円ステーブルコイン「JPYC」、アバランチ(AVAX)対応

JPYCがアバランチネットワークに対応

日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」が、Avalanche(アバランチ)のブロックチェーンに対応したことが3月28日分かった。

また「JPYC」発行元のJPYC株式会社は今回のアバランチ対応を記念して、アバランチのネイティブトークンであるAVAXのプレゼントキャンペーンを実施することも併せて発表している。

アバランチ上でトークンを動かすためには手数料としてAVAXが必要となる。このキャンペーンでAVAXを得られれば、購入した「JPYC」をそのままアバランチ上のDeFi(分散型金融)などのエコシステムで使用することが可能になるとのことだ。

JPYC Appsでアバランチ上の「JPYC」を購入すれば、先着1,000名を対象に0.02AVAXが付与されるとのことだ。

キャンペーン開始は3月28日からですでに開始をしている。1名につき1回のAVAX付与となる。

「JPYC」は1JPYC=1円で取引される日本円連動の前払式扱いのステーブルコイン。法的な暗号資産(仮想通貨)に該当しないトークンとなっており、昨年1月下旬よりJPYC社が発行・販売を行っている。現在「JPYC」はアバランチの他にイーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、シデンネットワーク(Shiden Network)、グノーシス(Gnosis)のブロックチェーンに対応している。

関連ニュース

日本暗号資産市場株式会社が日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」リリース

日本円ステーブルコイン「JPYC」が紫電ネットワークに対応、総額4000万円の流動性供給も

【取材】日本円ステーブルコインJPYC、USDCのサークルらから5億円資金調達

【取材】松屋銀座、日本円ステーブルコイン「JPYC」での代理購入に対応

日本円ステーブルコイン「JPYC」、その魅力とは?(ゲスト:JPYC株式会社CEO岡部典孝氏)氏


デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/8話題】ビットバンクがBitbank Ventures設立、米デトロイト市が暗号資産での納税を受け入れへなど(音声ニュース)

ビットバンク、投資事業子会社「Bitbank Ventures 合同会社」設立、米デロイト市、暗号資産での納税を2025年から受け入れへ、仏当局が「ポリマーケット」を調査、トランプへの賭けでフランス人が約7,900万ドル獲得、スイス中銀総裁、暗号資産になお警戒感「現金決済は今後も重要」、コインベース、ラップドビットコイン「cbBTC」をソラナに導入、JPモルガンのブロックチェーン決済「Onyx」が「Kinexys」に名称変更、FXサービス導入も、バイビットがジョージアでVASPライセンス取得、取引サービス提供可能に、ブロックチェーンでエッセンシャルワーカーの社会貢献行動を可視化、チェーントープが「Chaintope Greeners」提供へ

Sponsored

スイス中銀総裁、暗号資産になお警戒感「現金決済は今後も重要」

スイスの中央銀行であるスイス国立銀行(SNB)のマルティン・シュレーゲル(Martin Schlegel)総裁が、中銀はビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)に警戒しているとした上で、現金はスイスの決済システムにおいて今後も重要な役割を担うだろうと11月7日述べた