Web3マーケティングプログラム「NewLo」、Soneium上で「NewLo Quest」β版開始

Soneium上で「NewLo Quest」β版開始

新しいWeb3マーケティングプログラム「NewLo(ニューロー)」を提供するNewLoが、トークン(暗号資産)を利用できるWeb3キャンペーンプラットフォーム「NewLo Quest(ニューロークエスト)」のβ版をSoneium(ソニューム)で開始したことを6月26日に発表した。

「NewLo Quest」はトークン(暗号資産)を利用することで、世界中のキャンペーン(クエスト)を簡単に開催でき、ユーザーがあたらしいポイ活(トークン活)をできるプラットフォームとのこと。

同プラットフォームを利用するキャンペーン主催者は、参加するユーザーに対して暗号資産(仮想通貨)のほかにNFTやAmazon eギフト・ポイントなどを報酬として簡単に提供できるという。またキャンペーンは、国内向けやグローバル向けなどの設定区分ができ、暗号資産やNFTなどを利用することで、ユーザーへ価値の高いキャンペーン報酬をグローバルに展開することが可能とのことだ。

なおNewLoは、Sony Block Solutions Labs(ソニーブロックソリューションラボ)が運営するイーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「Soneium」によるインキュベーションプログラム「Soneium Spark」に採択されている。今回「NewLo Quest」において配布するNewLoポイントは「Soneium」上で展開するという。NewLoポイントは、デイリークエストや提携先サービスなどから獲得でき、溜まったNewLoポイントは暗号資産など各種特典と交換が可能になるとのこと。なお交換サービスは7月末以降を予定しているとのことだ。

「NewLo Quest」ではβ版リリース記念のデイリークエストを毎日開催するという。ユーザーが「NewLo Quest」で毎日簡単なクエストをクリアすることでNewLoポイントが獲得できるとのこと。また毎日抽選で大量ポイントのプレゼントも実施するという。さらにウィークリークエストや暗号資産応援キャンペーンなど複数のキャンペーンを実施していく予定とのことだ。

NewLoは今年5月、プレシードラウンドによる資金調達を実施していた。調達資金は、「NewLo Quest」の正式リリースに向けた開発体制の強化およびマーケティング施策の拡充に利用されるとのことだった。

ちなみに「NewLo」は、国内Web3関連企業プレイシンクがプロジェクトを推進していたが、現在はNewLo株式会社へ事業譲渡されている。

画像:iStocks/royyimzy・dalebor

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した