大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」でバグ、NFT1,100万円相当が消失

OpenSea、バグで1,100万円相当のNFTが消失

大手NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)で、合計10万ドル(約1,100万円)相当のNFTがバグによってバーン(焼却)されたことが、イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)のリード開発者であるニック・ジョンソン(Nick Johnson)氏の指摘によって9月8日に明らかになった。

同氏によると現在このバグは解消されているとのこと。 なおこの事は記事執筆時点においてオープンシーは公式発表していない。当該事案についてオープンシーとやり取りを行っているジョンソン氏によると、現在同社は事後分析のレポートを作成していると説明をしている。

今回の事案は、ジョンソン氏がENSネーム「rilxxlir.eth」をオープンシーへ送信したところ、バグによってバーンされるアドレスに送信されていたとのこと。これにより同氏は「rilxxlir.eth」の所有権を失ったとのことだ。なおENSはNFTとなるイーサリアムのトークン規格「ERC-721」が採用されている。またジョンソン氏によると「rilxxlir.eth」ENSに初めて登録されたネームであるとのことだ。

バグ確認後ジョンソン氏がオープンシーへ連絡を取ったところ、バグの最初の犠牲者であったという。 ジョンソン氏はその後、他に被害を受けたアドレスを公開している。

その報告によると全34のアドレスが所有する42個のNFTがバーンされたとのことで、被害額は市場で入手可能な最低価格を見積もっても28.44ETHで約10万ドル(約1,100万円)相当となるようだ。

オープンシーは7月の流通総額が約330億円(約3億2,700万ドル)となっており、前月比で10倍を超える伸びをみせ8月には約3,650億円(約33億ドル)となった。

拡大するNFT市場の中で今回のような事故は市場の成長を妨げる要因となりかねない。最大手のNFTマーケットプレイスとなるオープンシーが今後どのような対応をするのか等、公式の発表が気になるところだ。

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参考:githubニック・ジョンソンTwitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/saicle

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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