Bリーグ「佐賀バルーナーズ」がFiNANCiEでクラブトークン発行

「佐賀バルーナーズ」がクラブトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にてB.LEAGUE B2に所属する「佐賀バルーナーズ」のクラブトークンの発行と販売の開始が9月9日発表された。

Bリーグ所属のチームがクラブトークンを発行するのは「仙台89ERS(エイティナイナーズ)」、「岩手ビッグブルズ」、「横浜ビー・コルセアーズ」に続く4例目となる。

「佐賀バルーナーズ」は2018年に発足し、地域リーグからB3参入、2019-20シーズンにはB3からBリーグ最速でB2に昇格したチームだ。

今回発行のクラブトークンは「バルーナーズトークン」としてFiNANCiE上で発行され、販売売上は主に「佐賀バルーナーズ」のクラブ強化・運営費用に利用するとのこと。

また「バルーナーズトークン」購入者は特典として、クラブの投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画案は「佐賀バルーナーズ」公式YouTubeの企画を決める投票、試合のMVPや年間MVP選手を選ぶ投票があげられており、また抽選特典案として選手とのオンライン交流会参加権、選手から直接サインをもらえる権利などがあげられている。

「佐賀バルーナーズ」のファンディング実施期間は9月9日11:00~10月24日23:59の予定となっている。

関連ニュース

B1リーグ初、横浜ビー・コルセアーズがFiNANCiEでクラブトークン発行

プロバスケットボールチームの岩手ビッグブルズ、FiNANCiEにてクラブトークン発行

【取材】FiNANCiEがBリーグ「仙台89ERS」のクラブトークンを発行

参考:FiNANCiE

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した