NFTマーケットプレイスOpenSea、8月取引量が約15億ドルに迫る

NFTマーケットプレイスOpenSea、8月取引量が約15億ドルに迫る

NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)の8月の月間取引高が約1,600億円(約15億ドル)に迫っている。

ブロックチェーン分析ツール「デューン・アナリティクス(Dune Analytics)」のデータによって8月23日に明らかになった。なおNFTマーケットプレイスとしては、初めて月間10億ドル突破したこととなる。オープンシーの取引量は、7月から8月にかけて約286%増加している。

Dune Analytics

なおオープンシーの8月22日の1日の取引量が1億ドルを突破しており、8月1ヶ月で取引量が20億ドルを超える可能性も高い考えられる。

Dune Analytics

7月のオープンシーの資金調達について

オープンシーは2021年7月20日にアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)が主導するシリーズBラウンドで約110億円(1億ドル)を調達したことを発表している。この資金調達により、オープンシーの企業価値は約1,600億円(15億ドル)となり、ユニコーン企業になった。

a16zが調達をリードして、参加した投資家はヘッジファンドCoatue、Eventbrite会長のMichael Ovitz,、Kevin Hartz、Figma CEOのDylan Field、NBA選手のKevin Durant、俳優のAshton Kutcher、Shopify CEOのTobi Lutkeとなっている。

参考:(NFTマーケットプレイスOpenSea、a16zやShopify創業者らから約110億円調達しユニコーン企業)

デザイン:一本寿和
images:iStocks/incohre・artacet

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【1/17話題】トランプ新政権が暗号資産を国家優先事項に、ヴィタリックがSoneiumの対応に好意的意見など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Napier Labs、利回りトークン化プロトコル「Napier Finance v2」の追加情報を公開

大手DeFi(分散型金融)プロトコル「カーブファイナンス(Curve Finace)」の創業者らが出資するなどで注目を集めるDeFiプロジェクト「ネイピアファイナンス(Napier Finance)」の主要開発元「ネイピアラボ(Napier Labs)」が、新プロトコル「ネイピアファイナンスv2(Napier Finance v2)」についてのブログを1月15日に公開した

ソラナDEX「Jupiter」の「JUP」トークンが2回目のエアドロへ、割当チェッカー公開

分散型取引所(DEX)「ジュピター(Jupiter)」の独自トークン「JUP」が、2回目のエアドロップ(無償配布)で合計7億JUP(約900億円)配布される。またエアドロップ割り当て数を確認できるチェッカー機能が公開された。「ジュピター」の公式Xアカウントで1月16日発表されている

マレーシア、暗号資産・ブロックチェーンの法律導入を検討

マレーシアのアンワル・イブラヒム(Anwar bin Ibrahim)首相が、アブダビ政府および大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)と会談し、マレーシアにおいて暗号資産やブロックチェーン技術に関する法律の導入を検討していると現地メディア「ニュー・ストレーツ・タイムズ (New Straits Times)」が1月14日報じた