オムニチェーン対応ステーブルコイン「USDT0」、ヘデラ上で稼働開始

USDT0がヘデラで利用可能に

オムニチェーン対応ステーブルコイン「USDT0」が、独自の分散型台帳技術「ハッシュグラフ」を採用するヘデラ(Hedera)のネットワーク上で利用可能になった。

USDT0は、テザー(Tether)発行のUSDTのチェーン間移動を集約・統一するための流動性ネットワーク。エバードーンラボ(Everdawn Labs)が管理・運営している。USDT0は、オムニチェーンプロトコル「レイヤーゼロ(LayerZero)」のトークン規格である「オムニチェーンファンジブルトークン(Omnichain Fungible Token:OFT)標準」を採用し、USDTと1:1で連動するオムニチェーン対応ステーブルコイン「USDT0」をチェーン間で移転(バーン・ミント方式)させることで、ラップド形式やカストディ型ブリッジを介さずにUSDTの流動性をUSDT0エコシステムへ取り込み、宛先チェーンで「USDT0」として受け取れる仕組みを提供している。

またUSDT0によるクロスチェーン流動性レイヤー「レガシーメッシュ(Legacy Mesh)」を介すことにより、各チェーンのUSDT0同士だけでなく、イーサリアム(Ethereum)等で発行されているネイティブのUSDTの流動性にもアクセス可能となっている。USDT0は2025年1月にローンチされ、同年11月には累計送金額が500億ドル(約7.9兆円)を突破したと伝えられている。

ちなみにUSDT0の対応チェーンは現在、ヘデラ(Hedera)のほか、イーサリアム(Ethereum)、アービトラム・ワン(Arbitrum One)、インク(Ink)、ベラチェーン(Berachain)、コーン(Corn)、オプティミズム(Optimism)、ユニチェーン(Unichain)、セイ(Sei)、フレア(Flare)、ハイパーコア(HyperCore)、ハイパーイーサリアム仮想マシン(HyperEVM)、ルートストック(Rootstock)、ポリゴンPoS(Polygon PoS)、Xレイヤー(XLayer)、プラズマ(Plasma)、コンフラックスeSpace(Conflux eSpace)、マントル(Mantle)、メガイーサ(MegaETH)、モナド(Monad)、モーフ(Morph)、ステーブル(Stable)だ。さらに、USDTがネイティブに展開されているイーサリアム(Ethereum)、トロン(Tron)、トン(TON)、ソラナ(Solana)、セロ(CELO)に加え、USDT0ネットワークのハブであるアービトラム(Arbitrum)も、レガシーメッシュを通じてUSDT0対応チェーン群と接続されている。

参考:USDT0
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事