コインベース、決済基盤「Coinbase Payments」にx402統合。AIエージェント決済にも対応へ

Coinbase Paymentsにx402統合

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、企業向けステーブルコイン決済基盤「コインベース・ペイメンツ(Coinbase Payments)」の機能拡張した。同社インフラ製品責任者のアレック・ラベット(Alec Lovett)氏が6月9日に公式ブログで公表した。

コインベース・ペイメンツは、2025年6月にUSDC決済向けソリューションとして発表されたサービスだ。当初はECプラットフォームや決済サービス事業者などを主な対象に、加盟店がUSDC決済を受け入れられる仕組みとして紹介されていた。今回の発表では、従来の加盟店決済機能に加え、AIエージェント向け決済プロトコル「x402」が同基盤に統合されていることが示された。

x402は、AIエージェントやアプリケーションがAPIやデジタルサービスの利用料を自律的に支払うためのオープンソース決済標準だ。コインベースによると、x402は過去1年間で1億6,000万件以上のエージェント決済を処理したという。

同社は今回の発表で、コインベース・ペイメンツについて、人間による決済とAIエージェントによる自律的な決済の双方に対応する決済インフラと位置付けている。

またコインベースは、ステーブルコインが世界的な資金移動の基盤になりつつあるとの認識を示した。同社によると、年間約1兆ドル(約160兆円)規模のステーブルコインの移動を処理しているほか、プラットフォーム上では約200億ドル(約3.2兆円)のUSDCを保有しているという。

さらに同社は今回、コインベース・ペイメンツについて、国際送金やペイアウト、加盟店決済、資金管理(Treasury Management)、規制に準拠した顧客向けステーブルコイン機能、AIエージェント決済などに対応する企業向けステーブルコイン基盤として説明している。またAPI層では、入金、仮想口座、カード、ファイナンス、本人確認(KYC・KYB)、法定通貨のオン/オフランプなどを提供範囲に含むとしている。

なお同社は6月16日に開催するイベント「システムアップデート:テイク・コントロール(System Update: Take Control)」において、コインベース・ペイメンツのインフラが実際にどのように機能するかを説明する予定だとしている。

参考:コインベース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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