スタークネットでネットワーク障害、ブロック生成の遅延で約4時間のダウンタイム発生

スタークネットがネットワーク障害で一時停止

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワークであるスタークネット(Starknet)で、ブロック生成が想定より遅延する問題が発生した。スタークネットの公式ステータスページによると、インシデントは2026年1月5日(UTC)に発生し、9:53〜14:02(UTC)の間「Starknet mainnet – slow block creation alert」として記録されている。

ステータスページによると、「ブロック生成に想定以上の時間を要している」として調査を開始。その後、「ブロックの実行(execution)とprovingロジックの不一致(discrepancy)」に関して具体的なトランザクション差分を検出しデバッグしていると更新された。

その後、スタークネットは復旧作業を完了し、「スタークネットはオンラインに復帰し、現在は完全に稼働している」とXで発表した。一方で、1月5日9:24~9:42(UTC)に送信された一部のトランザクションについては、正しく処理されていない可能性があるとして、利用者に注意が呼びかけられている。

最終的に、問題は「特定・検証済み」として、新しいblockifierのバージョンがリリースされ、チェーンをブロック番号 5187263 までrevert(巻き戻し)したうえで「解決済み」とされた。

また、スタークネットは復旧に関する案内として、9:24〜09:42(UTC)に送信された一部トランザクションが正しく処理されていない可能性に言及した。

スタークネットは、今回の障害について事後報告(タイムライン、原因、再発防止策など)を後日公表する予定だとしている。

なおスタークネットでは、2025年9月2日に大型アップグレード(v0.14.0 “Grinta”)直後の障害で、ブロック生成停止とチェーン再編成(reorg)を伴う約9時間規模の停止が発生した。

さらに、2024年4月5日にもrounding error bugに起因するreorgが発生したと、スタークネットは説明していた。

参考:スタークネット
画像:PIXTA

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