OmakaseがSolv Protocolと提携、オペレーターに選出

OmakaseがSolv Protocolと提携

国内バリデータ運用事業者のOmakaseが、ビットコインのリキッドステーキングトークン(LST)提供のソルブプロトコル(Solv Protocol)戦略的提携し、オペレーターとして選出されたことを7月2日に発表した。

ソルブプロトコルでは、ビットコインをステーキングすることで、ビットコインと1:1で裏付けられたLST「SolvBTC」が得られる仕組みを提供している。ビットコインLSTとして、世界2位となる約2,660億円の預かり資産を有している。

今回の提携によりOmakaseは、ソルブプロトコルとともにビットコインステーキングを通じてのブロックチェーン共有セキュリティへの貢献および、ビットコインステーカーに対して利回りを提供していくとのことだ。

なおOmakaseは2024年3月より、ビットコイン(Bitcoin)ステーキングプロトコル「バビロン(Babylon)」と提携。国内におけるビットコインステーキングの普及を目的とした教育活動や、開発段階のブロックチェーンへのバリデータ参画を通じて知見を蓄積し、その共有に努めている。なお「バビロン」のテストフェーズである「Phase-1」では、Omakaseに約60億円相当のビットコインがステークされ、国内1位、世界で10位となっている。

Omakaseは、国内最大級の暗号資産コミュニティ「KudasaiJP」運営のKudasaiの技術部門子会社だ。同社では主に国内外プロジェクトのバリデータ運営・開発・保守や周辺技術のコンサルティングなどを行っている。2024年1月に設立した同社は、同年5月に野村ホールディングスを引受先とした第三者割当増資による資金調達を発表していた。 

画像:iStocks/Lidiia-Moor

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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