ファッションブランド「ANAP」がビットコイン追加購入、約5億円で35BTC取得

ANAPがビットコイン追加購入

若年層女性向けのカジュアルファッションブランド「ANAP(アナップ)」を展開する東証スタンダード上場企業のANAPホールディングスが、ビットコインの追加購入実施を4月28日に発表した。

同社は発表当日に4億7,794万7,960円にて35BTCを購入したという。これにより同社の保有するビットコインは51.6579BTCとなっている。

なおこれまでに同社が購入したビットコインの総投資額は、6億7,790万8,992円。平均取得単価は1BTCあたり1,312万3,046円だ。

ビットコイン購入にあたり同社は2月3日に連結子会社ANAPライトニングキャピタルを設立。新たな事業として投資事業等を開始し、その一環としてビットコインへの投資に取り組むことを決定していたとのこと。

なお同子会社が、購入したビットコインの運用・管理を行うという。またビットコインの保有残高は四半期ごとに時価評価し、その評価損益を損益計算書に計上するとのことだ。

ANAPホールディングスはビットコインについて、ETF(上場投資信託)化や国家資産への期待などの環境下から、対日本円での価値上昇余地が十分にあるものと考えている、と述べている。

なお同社は今年4月に持株会社体制へ移行し、社名を「株式会社ANAPホールディングス」に変更。これに伴いアパレル事業は新設された「株式会社ANAP」が承継している。

また4月より「株式会社ANAPホールディングス」の代表取締役会長(CEO)兼執行役員に就いた川合林太郎氏は、ビットコイン関連会社へ投資を行うフルグル合同会社のCEO、および先日4月25日に東京四谷にオープンした「Tokyo Bitcoin Base(TBB)」運営会社である株式会社BH Tokyoの代表取締役兼CEOも務めている人物だ。

参考:ANAPホールディングス
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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