女性向けファッションブランド「ANAP」、約2億円でビットコイン購入

ANAPが約2億円分のビットコイン購入

若年層女性向けのカジュアルファッションブランド「ANAP(アナップ)」を展開する東証スタンダード上場企業のANAPホールディングスが、ビットコインの購入を4月16日発表した。

同社は発表同日、1億9,997万5,438円で16.6591BTCを購入したとのこと。

ビットコイン購入にあたり同社は2月3日に連結子会社ANAPライトニングキャピタルを設立。新たな事業として投資事業等を開始し、その一環としてビットコインへの投資に取り組むことを決定していたとのこと。

なお同子会社が購入したビットコインの運用・管理を行うという。またビットコインの保有残高は四半期ごとに時価評価し、その評価損益を損益計算書に計上するとのことだ。

ANAPホールディングスはビットコインについて、ETF(上場投資信託)化や国家資産への期待などの環境下から、対日本円での価値上昇余地が十分にあるものと考えている、と述べている。

なお同社は今年4月に持株会社体制へ移行し、社名を「株式会社ANAPホールディングス」に変更。これに伴いアパレル事業は新設された「株式会社ANAP」が承継している。また同時に、前述した投資関連事業を行う「株式会社ANAPライトニングキャピタル」の他、美容サロン関連事業を行う「株式会社AEL」、「株式会社ARF」を新設し、事業の多角化を進めている。

参考:ANAP
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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