ロシア政府、モスクワ市・州などで暗号資産マイニング禁止へ

ロシア政府がモスクワ市・州などで暗号資産マイニング禁止へ

ロシア政府が、モスクワ市、モスクワ州、クルスク州の一部地域における暗号資産(仮想通貨)のマイニングを禁止することを決定した。7月25日付の政府決定第936号が、7月31日に公式法令情報ポータルで公表された。なお禁止となるのは、マイニングプールへの参加を含まれる。

禁止期間は、2026年8月15日から2032年12月31日までとのこと。今回の政府決定は、暗号資産のマイニング禁止地域を定めた2024年12月23日付の政府決定第1869号を改正するものだという。

禁止の対象地域として、モスクワ市、モスクワ州のほか、クルスク州のベロフスキー、ボリシェソルダツキー、グルシコフスキー、コレネフスキー、リゴフスキー、ルィリスキー、スジャンスキー、ホムトフスキーの8自治体管区と、リゴフ市都市管区が追加された。クルスク州については州全域ではなく、政府決定で列挙された8自治体管区とリゴフ市都市管区のみが対象となる。

またロシアでは、ブリヤート共和国とザバイカル地方の一部地域でも、2026年4月1日から2031年3月15日まで、暗号資産のマイニングとマイニングプールへの参加が通年で禁止されている。

ロシア国営通信社『タス通信(TASS)』の4月1日付報道によると、モスクワ州エネルギー相のセルゲイ・ヴォロパノフ(Sergey Voropanov)氏は、モスクワ市とモスクワ州におけるマイニングの電力消費が約1GWに上ると推計したという。同氏は、両地域でマイニングを禁止する必要があるとの見解を示していた。

モスクワ州エネルギー省の資料によると、モスクワ市とモスクワ州では、合計容量734MWのデータセンター65施設が電力網に接続されている。このうちモスクワ州には、合計容量233MWの19施設があるという。なお、これらはデータセンター全体に関する数値であり、マイニング施設のみを示したものではない。

参考:ロシア政府
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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