ゲームプラットフォーム「FSL Game Hub」、Soneium上でLINE MINI App展開へ

FSL Game HubがSoneium上でLINE MINI App展開へ

ゲームプラットフォーム「FSLゲームハブ(FSL Game Hub)」が、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ソニューム(Soneium)」上で、LINEのミニアプリ「LINE MINI App」として展開予定であることがFSLエコシステム(FSL Ecosystem)の公式Xにて4月16日に発表された。

「FSLゲームハブ」は、web3ゲーム「ステップン(STEPN)」を手がけるファインドサトシラボ(Find Satoshi Lab:FSL)が展開するゲームプラットフォーム。同プラットフォームは今回、ブロックチェーンを活用したゲーム体験の構築を目指しており、「ソニューム」上の「LINE MINI App」を通じて、ミニゲームやクロスプラットフォーム型のイベントを展開する予定とのこと。

またFSLゲームハブでは現在、先行体験が可能となるウェイトリストの受付が開始されており、登録者には限定特典が提供される予定だ。

FSLエコシステムは「FSLゲームハブ」の展開先ブロックチェーンとして「ソニューム」を採用した理由を、高速なトランザクション処理と安全な資産管理を特長とすることと、一般ユーザーの利用を前提に設計された「ソニューム」が、スムーズなゲーム体験を提供し、開発者やプレイヤーのコスト削減する構造となっていると説明。このことから「FSLゲームハブ」がグローバル展開するうえで最適なプラットフォームであると伝えている。

なお「ソニューム」上で「LINE MINI App」が展開されることが発表されたのは今年3月。このミニアプリの展開は、「ソニューム」の開発元であるソニーブロックソリューションズラボ(Sony Block Solutions Labs:Sony BSL)とLINEが連携して進めるものとされている。

なおSony BSLは、ソニーグループ(Sony Group)とスターテイルグループ(Startale Group)による合弁会社だ。

スターテイルグループは、アスター財団(Astar Foundation)やWeb3財団(Web3 Foundation)、その他のプロジェクトや大企業との協業を通して、マルチチェーン対応のアプリケーションやインフラを開発するweb3テック企業である。同社CEOの渡辺創太氏は、日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」のファウンダーでもある。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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