OKJとKaia、LINEメッセンジャーの「Mini Dapp」利用促進で提携

OKJとKaiaが「Mini Dapp」利用促進で提携

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJ運営のオーケーコイン・ジャパンが、Kaia DLT Foundation(KaiaDLT財団)とのパートナーシップ締結を1月23日発表した。

Kaia DLT Foundationは、レイヤー1ブロックチェーンプラットフォーム「Kaia(カイア)」の国内外事業拡大を目的として設立された団体だ。

今回のパートナーシップは、日本国内における「Kaia」チェーンの利用促進およびLINEの「Mini Dapp」普及を通じたWeb3のマスアダプション推進を目的としたものであるとのこと。

Kaia DLT Foundationは1月22日、LINEヤフーのグループ会社であるLINE NEXT(ラインネクスト)と共に、LINEメッセンジャーを基盤とした「Mini Dapp(ミニDApp)」および「Dapp Portal(DAppポータル)」プラットフォームを全世界同時リリースしている。

オーケーコイン・ジャパンは今回のパートナーシップに基づき、「Kaia」のプラットフォーム拡大を支援し、日本国内でのブロックチェーン技術の浸透を目指すとした。

なおOKJの取引プラットフォームでは、「Kaia」のネイティブトークン「KAIA」の売買が可能だ。同トークンは、「Mini Dapp」内でのアイテム購入やリワード受け取りに利用可能である。

「Mini Dapp」は、KAIAエコシステムを基盤としたDapp(分散型アプリケーション)で、専用アプリをインストールすることなく、LINEメッセンジャー内で手軽にWeb3を体験できるサービスだ。

また「Dapp Portal」では、ゲーム、ソーシャルメディア、コンテンツなどのカテゴリの「Mini Dapp」を簡単に探して利用できるほか、各「Mini Dapp」のLINE公式アカウントから個別にアクセスすることも可能とのこと。日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字)、タイ語に対応しているという。

さらに「Mini Dapp」では、LINEメッセンジャーに連携されたウォレットを活用することで、各Dappの利用に対するリワード獲得や、トークンやNFTの取引ができるとのこと。

参考:OKJ
画像:iStocks/Muhammad-Farhad

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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