イーロン・マスク率いる「DOGE省」、複数機関から訴訟受ける。公式サイト立ち上げも

複数機関から訴えられる

電気自動車会社テスラ(Tesla)のCEOで実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏率いる「政府効率化省(Department of Government Efficiency:DOGE省)」が、複数の機関から訴えられていることが1月20日にメディア「インターセプト(The Intercept)」によって報じられた。

報道によれば、倫理監視団体「シチズン・フォー・レスポンシビリティ・アンド・エシックス(Citizens for Responsibility and Ethics)」と消費者保護団体「パブリック・シチズン(Public Citizen)」が「DOGE省」を訴えているという。

これら機関は、「DOGE省」が政府の諮問機関に関する透明性規則に従うまで閉鎖するよう、訴訟にて求めている。

また、非営利会員制組織「センター・フォー・バイオロジカル・ダイバーシティ(Center for Biological Diversity)」も「DOGE省」を訴えていると報じられている。

同組織はこの訴訟で「DOGE省に関連する行政管理予算局の全記録の開示を求めている」という。

また1月21日には、「DOGE省」の公式サイトが立ち上がった。

この公式サイトでは、「国民は大規模改革を支持した(The people voted for major reform)」というスローガンが表示されている。

なお同公式サイトの立ち上げ当初には、同局と同名のミームコインである「ドージコイン(DOGE)」のロゴがサイトのトップ画面に掲載されていた。しかし、記事執筆時点(2025年1月23日14:00)では別のイメージ画像に変更され、「ドージコイン」のロゴは取り下げられている。

参考:報道1報道2
画像:Reuters

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