OKJ、「エイプコイン(APE)」保有者に「MONKY」エアドロ実施へ

OKJがAPE保有者にMONKYエアドロ実施へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJが、エイプコイン(APE)保有ユーザーに対し、新規発行予定トークンであるワイズモンキ-:Wise Monkey(MONKY)のエアドロップを実施すると12月11日発表した。

MONKYは、有名なことわざ「見ざる聞かざる言わざる」の三猿にインスピレーションをうけたミームコイン。BNBチェーン上のBEP-20トークンとして発行されている。なお同トークンは、エイプアクセラレータ-(Ape Accelerator)とアニモカブランズ(Animoca Brands)子会社のフォルジ(Forj)によって立ち上げられた。

OKJは、MONKYがAPE保有者へエアドロップされる発表を受け、同取引所のAPE保有者に対してもエアドロップを実施するとした。

なお現時点にてOKJユーザーへのMONKYエアドロップの実施時期など詳細は未定だというが、2025年1月1日0:00時点でスナップショットを実施し、その際のAPE保有量に基づいてユーザーへMONKYのエアドロップを行うとのことだ。

OKJはMONKYエアドロップに関して、「お客様保護の観点から、本件対応につきましては法令や自主規制団体の規則に従った所定の手続きのうえで実施する」と伝えている。

同取引所がMONKYを取り扱うには、国内での上場申請を行い認可される必要がある。そのためOKJへのMONKY上場が決定次第、ユーザーへ同トークンが配布されると思われる。

なおAPEは国内暗号資産取引所においてビットフライヤー、ビットバンク、DMM Bitcoin、バイナンスジャパン、コインチェックでも取り扱われているが、OKJ以外の取引所では現在MONKYエアドロップについてアナウンスされていない状況だ。

参考:OKJ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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