ヴィタリックが「AI」に注目、イーサリアム最大の技術的リスク解消に貢献する可能性で

コードの検証やバグ発見に役立つか

イーサリアム(Ethereum)の共同創業者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は、AI(人工知能)はコードの検証やバグの発見に貢献する可能性があると見ているようだ。同氏が自身のXにて2月19日ポストしている。

ヴィタリックは、現在のイーサリアムにおける最大の技術的リスクはおそらくコードのバグだと報告。「この点に関してゲームを大きく変えることができるものはどんなものでも素晴らしいだろう」と述べ、AIを応用したコードの検証やバグの発見に期待していると伝えている。

ヴィタリックは先月末、クリプト(ブロックチェーン・暗号資産の総称)とAIの交わりは課題があるにせよ、可能性はあるとの見方を示すブログを発表。

同ブログでヴィタリックはAIの潜在的な役割を4つに分けて考察し、AI活用によるメリットとリスクについての考えを述べた。

その中でヴィタリックは特記すべきリスクとして、ユーザーがオープンソースのウォレット内のAIアシスタントにアクセスできる場合、攻撃者もそのAIアシスタントにアクセスできるため、ウォレット防御を発動させないハッキングや詐欺を仕掛ける機会が無制限に与えられる点を挙げていた。

「暗号技術ではオープンソースが真に安全なものを作る唯一の方法だが、AIではモデル(あるいはその学習データでさえ)をオープンにすることによって、敵対的な機械学習攻撃に対する脆弱性が大幅に増加する」とヴィタリックは述べている。

ヴィタリックは「これらのすべての分野でAIの建設的なユースケースの試みが増えることを期待している」と同ブログを結んでおり、AIへの関心の高まりを示していた。

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images:Reuters

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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