米SEC、グレースケール申請の「現物イーサリアムETF」転換判断をまたも延期、パブコメ募集も

SECの判断延期続く

米証券取引委員会(SEC)が、暗号資産運用会社グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)申請中の現物イーサリアムETF(上場投資信託)の承認可否の判断を延期した。SECの提出書類により1月25日明らかとなった。

この申請は、グレースケールが提供する現物イーサリアムの投資信託を「グレイースケール・イーサリアム・トラスト(ETHE)」ETFへ転換するものである。

同ETFの判断は昨年12月にも延期されており、今回で二度目となる。

また今回の通知でSECは、パブリックコメント募集に向けた複数の質問をしている。

具体的には、現物イーサリアムETFが現物ビットコイン(BTC)ETFに類似しているかどうかを問うものや、「ETHとそのエコシステムに関連する特定の特徴(プルーフ・オブ・ステーク[PoS]コンセンサス・メカニズム、少数の個人または事業体による支配や影響力の集中など)が、イーサリアム上場投資信託の詐欺や操作を受けやすくする可能性についての懸念があるか」という問題を提起している。

SECはパブリックコメント募集の期間として、56日間を設けている。

SECは1月18日には米大手資産運用会社フィデリティ(Fidelity)申請の現物イーサリアムETFの可否判断を延期。1月24日、米資産運用会社ブラックロック(BlackRock)が申請中の現物イーサリアムETF「iシェアーズ・イーサリアム・トラスト(iShares Ethereum Trust)」の可否判断も延期している。

ブルームバーグ・インテリジェンスのジェームス・セイファート(James Seyffart)氏は、今後も現物イーサリアムETFの可否判断に遅れが出るだろうと予測していた。

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参考:提出書類
images:iStocks/Foryou13

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
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