米SEC、ブラックロック申請の「現物イーサリアムETF」の可否判断を3月まで延期へ

委員長は現物ビットコインETF承認判断は限定的との姿勢

米証券取引委員会(SEC)が、米資産運用会社ブラックロック(BlackRock)が申請中の現物イーサリアムETF(上場投資信託)である「iシェアーズ・イーサリアム・トラスト(iShares Ethereum Trust)」の可否判断を延期した。SECの提出書類により1月24日明らかとなった。

書類によれば、SECは3月10日まで判断を延期する模様だ。

SECは延期の理由を、「規則変更案とそこで提起された問題を検討するための十分な時間を確保するため」だと説明している。

ブルームバーグ・インテリジェンスのジェームス・セイファート(James Seyffart)氏は、今後も現物イーサリアムETFの可否判断に遅れが出るだろうと予測。

「現物イーサリアムETFの遅延は今後数ヶ月間、散発的に起こり続ける。次の重要な日付は5月23日だ」とXにて同氏は述べている。

SECは現在、複数の会社が申請する現物イーサリアムETFの可否判断を延期している。

なお昨年12月には暗号資産運用会社グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)申請の現物イーサリアムETFを、今年1月18日には米大手資産運用会社フィデリティ(Fidelity)申請の現物イーサリアムETFの可否判断を延期している。

SECのゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長は、1月24日のメディアブリーフィングで、イーサリアムETFについて質問された際に、「2週間前に言ったように、ビットコインの上場商品に関して私たちが行ったことは、この1つの商品の非証券に限定されたものであり、それ以外のものであると解釈されるべきではない」との考えを明かしている。

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参考:提出書類
images:Reuters

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髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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