PayPalユーザー、「Ledger」のウォレットアプリで暗号資産の購入が可能に

LedgerがPayPalと提携

暗号資産(仮想通貨)ハードウェアウォレット開発企業の「レジャー(Ledger)」が、決済大手ペイパル(PayPal)と提携し、「レジャー」提供のウォレットアプリ「レジャーライブ(Ledger Live)」にて、米ドルで暗号資産を購入できるようになったことを8月16日発表した。

ペイパルアカウントを所有するユーザーは、「レジャーライブ」にリンクされているペイパルアカウントを使用して、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)を購入できるようになったとのこと。

またペイパルアカウントを介して購入された暗号資産は、ハードウェアウォレット「レジャー」に自動的に送信されるという。なおペイパルアカウント所有者が「レジャーライブ」を利用できる国は現在、米国に限られているとのことだ。

レジャーは暗号資産やNFTをオフラインで保有できるハードウェアウォレットを開発している企業だ。ウォレットアプリ「レジャーライブ」と物理ハードウェアウォレットをペアリングすることで、暗号資産の購入やスワップ(交換)、運用の他NFTの鑑賞やNFTコレクションの管理、セルフカストディなどが出来るようになっている。

関連ニュース

参考:Ledger
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aramyan・Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

ステートストリートとギャラクシー、ペイパル「PYUSD」対応のトークン化流動性ファンドを来年提供へ

米金融大手ステート・ストリート(State Street)の資産運用部門であるステート・ストリート・インベストメント・マネジメント(State Street Investment Management)とギャラクシー・アセット・マネジメント(Galaxy Asset Management)が、共同でトークン化されたプライベート流動性ファンドのローンチを計画していると12月10日に発表した

コインベース、ラップド資産のブリッジ基盤にチェーンリンクの「CCIP」採用

米国上場の暗号資産(仮想通貨)企業コインベース(Coinbase)が、同社発行のラップド資産「コインベース・ラップド・アセット(Coinbase Wrapped Assets)」のブリッジ基盤として、チェーンリンク(Chainlink)のクロスチェーン相互運用プロトコル「CCIP」を採用したと12月11日に発表した

【12/12話題】wXRPがソラナに近日対応へ、ド・クォンに懲役15年、x402の最新版、Suiがブータンで技術検証など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored