ハードウォレットの「Ledger」がデロイトと提携

レジャーがデロイトと提携

ハードウェアウォレット開発のレジャー(Ledger)が、大手会計事務所デロイト(Deloitte)との提携を公式ツイッターにて4月24日発表した。

今回の提携で両社は、互いの専門知識を組み合わせ、デジタル資産や証券に必要な信頼とサポートを提供していくとのこと。なお具体的な提供サービス内容などは発表されていない。

レジャーは暗号資産やNFTをオフラインで保有できるハードウェアウォレットを開発している企業だ。なお同社のウォレットアプリ「Ledger Live」と物理ハードウェアウォレットをペアリングすることで、暗号資産の購入やスワップ(交換)、運用の他NFTの鑑賞が出来るようになっている。

レジャーは昨年11月、バイナンスと提携。この提携によりユーザーは「Ledger Liveアプリ」からバイナンスのアカウントを作成することができ、バイナンスアカウントを保有していれば、レジャーのデバイスから直接クレジットカードなどを通じて法定通貨で暗号資産が購入できるようになったとのことだ。

また2月16日には、次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」運営のフィナンシェと戦略的パートナーシップを締結している。

デロイトは3月7日、ブロックチェーン・トレーサビリティ・スタートアップのサーキュラー(Circulor)と提携。サプライチェーンの可視化に対する顧客・規制当局の高まるニーズに対応すると報告していた。

関連ニュース

デザイン:一本寿和
images:iStock/metamorworks

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した